栗農家 芝 和雄さんインタビュー
- 2014年08月23日
- 栗農家さんインタビュー
丹精込めて育てた栗を、 「美味しい!」と言ってもらえることが何より嬉しい。
しまんと美野里に栗を提供してくれている栗農家の芝 和雄さんにお話しを伺ってきました。
芝さんが栗の栽培を始めたきっかけは、園芸より労力が少なく手がかからない事と、遊んでいる畑を何か活用しようと思ったから。
何か強い情熱があるということとは少し違うけれど、栗を育てることが楽しくて仕方ないと笑顔で話してくれました。
栽培について苦労している点を伺うと「苦労はない」とのこと。 急斜面での栽培が主な栗園ですが、芝さんの栗園は平地にあり、収穫作業も比較的に楽だそうです。
しかし楽とは言ってもやはり体力を使う農作業。それでも「苦労はない」と言えるのは何よりも四万十の栗が大好きだから。
その証拠にいつ栗園にお邪魔しても雑草一つなく綺麗に整備されています。 栗への愛情の表れだなぁといつも思っております。
また、自分で育てて収穫した栗を、街に住む親せきや友達に送って「美味しい!」と喜んでもらえるのがなにより嬉しいとの事。
送った栗はかなり評判が良いそうです。 今後、栗の木の本数を増やす事は考えてはいないが、息子さんが定年後に一緒にやってくれるかも・・・と期待を持ちつつ日々の農作業に取り組んでいます。
和雄さんは「息子が去年は手伝ってくれたがよ。」と嬉しそうに話す笑顔がとても印象的でした。
消費者に向けて一言
「栗には色々と栄養素が含まれているので、それを沢山の人に知ってもらい、いっぱい食べてもらいたい」
栗を育てながら、時には四万十川で屋形船にも乗られているという芝和雄さんでした。