栗の木のカットバック①
- 2015年02月25日
- 四万十栗
放棄されかけていた栗園のカットバックをしました。
この園には、2年ほど前からかかわっていましたが、今年初めて協力農家さんたちと手を入れることになりました。
この園には、2年ほど前からかかわっていましたが、今年初めて協力農家さんたちと手を入れることになりました。
もともと世話をしていた方が亡くなって、ご家族は手入れもできないのでもう枯らそうかと思っておられたようですが、毎年の草刈りや収穫、お礼肥えはされていました。
木は古いですが、大粒で甘い良い栗が採れていたので、できる限りのお手伝いをしたいと思い、以前から剪定の提案をしていたところ、今年やってみることになりました。
木は古いですが、大粒で甘い良い栗が採れていたので、できる限りのお手伝いをしたいと思い、以前から剪定の提案をしていたところ、今年やってみることになりました。
栗は、日本にある主要な果樹の中でも日光要求度が第一位と、日当たりが大事です。
適切な剪定をしていないと、葉っぱ同士が重なったりして陰になり枝が弱って腐ったり壊死したりします。
また、良い枝を少数残しておくことで、養分をまんべんなく行き渡らせることができ、収量UPにもつながります。
栗の木は本来高木性で成長が早く、3.4年剪定をしていないと、木が高くなり手入れもしずらくなります。
ですので毎年の剪定が重要です。
いくら剪定が大事とはいっても、今まで採れていた量が採れなくなると思ったり、木に愛着があり、思い切ってきるのは、なかなか決心がいるものです。
農家さんたちも「人んちの木は切れるけど、自分ちの木はなかなか思い切って切れん」と言います。
今回は、園主さんの意向を聞きながら、ある程度の収量を確保しつつ、様子を見ながら切り下げていくことになりました。(?に続く)